Style up lab mot
姿勢が良くなれば、全てのパフォーマンスが向上します。
コラム

姿勢の見極め方。

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今抱えている不調と呼ばれるもの。

病名が付く一歩手前で調子が良くない部分の事。

肩こりや腰痛から始まって胃の調子が悪かったり体が冷えやすいなど内面的な不調、胸やお尻が垂れているように感じたり下っ腹がぽっこりとしやすいなど外面的な不調。

様々ありますが全ての不調にはやはり原因があります。

その不調の原因を紐解いていくと、実は決まったところに行き着く事が多いです。

それが「姿勢」「呼吸」

この2つを改善していくと、今抱えている不調の改善に繋がったり、改善のために行っている事の効果が出やすくなるケースがとても多いのです。

目に見える不調だけでなく、例えばうつ病患者の方が100%猫背というデータがあるようにメンタル面に関しても「姿勢」は大きく関わってきます。

確かにとんでもネガティブな方が姿勢だけパーフェクトっていう姿は想像つきにくいですものね。

正しく、いい姿勢とは?

では逆にどんな姿勢を目指せばいいのか。

意外と姿勢を意識している方でも、いい姿勢の正解を知らない方はとても多いです。

なんとなく背筋が伸びていて真っ直ぐ立てている感じかなー?と想像は出来るんだけど、いざ説明しようとすると「この部分がこうなって、この部分がこうなっているのがいい姿勢です!」と言い切れる方は中々少ない。

何故なら幼稚園から始まって社会に出るまで、教えてくれる場が日本にはまだまだ少ないからです。

姿勢に関して習ったことを思い出してみても「背筋伸ばしなさい」以外の姿勢教育を受けた記憶がほとんどないくらいです。

いい姿勢をとろうと思っていても暗闇の中をぼんやり光ってるところに向かって手探りで進んでいる感じの方が多い現状。

「出口ここ!!」って書いてある姿勢のゴールに向かえてる方がとても少ないです。

なので先ず今日は目指すべきゴールを知るところから。

はっきりとこれがいい姿勢です!と言い切れる事は自分にとっても、いつか伝えるべき人が出来た時にも大きな武器になります。

正しい姿勢の定義。

姿勢にも決まりがあります。

その決まりをクリア出来れば自ずと良姿勢は付いてきます。

その決まりはとても簡単です。

①耳下腺

②肩峰

③大転子

④膝関節の外側

⑤足底アーチ頂点

この5つの点を結んだ線が真っ直ぐになっている事です。

聞いたことない単語もあるかもしれないので図と共に。

題材。安定の妻。

後ろに息子の視線を感じますがお気になさらず南無三。

これは何も意識せず普段の立ちやすい姿勢で立ってもらっている状態です。

自然と立って頂くと大抵の方がこの立ち方になる事が多いです。

ここに①〜⑤の点を当てはめていきます。

①耳下腺

耳下腺とはざっくり耳の下あたりを目安にしてもらえればOKです。

②肩峰

肩峰とは肩の先の尖った部分にあたります。

③大転子

股関節の部分です。

腰骨から下がっていくとポコっと出た骨があると思うのでそこです。

④膝関節の外側

そのままなのですが黒いパンツで見にくいですね…南無三。

⑤足底アーチ頂点

土踏まずの1番深く沈んでいる部分です。

これらの点を

結びます。

この線が真っ直ぐであるほど良姿勢といっていい姿勢となります。

ちなみにこの②と③を結んだ1番長い線がその人の重心を見る時に目安となる線になります。

この姿勢の場合、真っ直ぐに対して線が背中側に傾いているため重心がカカトに寄りすぎているということになります。

そのバランスを取っているせいで頭が前に出てしまい首に負担をかけ続けています。

これらを直していくと

段々とこうなってゆきます。

まだこれでも背中に倒れ気味ですがだいぶ線がまっすぐになってきていますね。

この線が真っ直ぐに近づいていく程、体の軸が整って関節可動域が増えていくので運動能力が上がります。

目指すべきゴールが見える。

姿勢の見方を知るということは、自分や相手の姿勢を明確に知ることに繋がります。

それを知った上で姿勢が悪くなってしまっている原因、姿勢を良くするために直すべきところが明確になってきます。

中々見つめなおす機会の少ない自分の姿勢。

ぜひチェックしてみてください。

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