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「ココナッツオイル=デトックス」
「ココナッツオイル=美容にも健康にもいい」
という理由で最近ココナッツオイルを食用やお肌に使用している方が多いですよね。
まあとはミランダ・カーの影響でしょうか。
そもそもココナッツオイル=デトックスとなった由来は…
ココナッツオイルの成分はラウリン酸といういわゆる「界面活性剤」です。
ボディソープとか洗剤とかに含まれるアレです。
「毒をもって毒を制す」
体の中の余分な油を油で洗い流すわけです。
なので、クレンジングでもココナッツオイルを使う方もいます。
ただし、食用として使う場合、摂りすぎると体を冷やし体温を下げてしまいます。
そもそもココナッツオイルは南国のヤシの油。
もともと日本人にとっては摂らなくていいものなので、そんなものを「わざわざ入れる」というのはどうなのかって話になってきてしまいます。
「界面活性剤=洗剤の材料」
なんて聞くと摂りすぎ注意がすんなり入ってくると思いますが、実は自然の食べ物の中には界面活性剤の成分は割とあったりもします。
大豆に含まれるサポニン。
適量までは血液を浄化してくれますが摂りすぎるとやはり細胞膜を傷つける恐れが。
なんせ界面活性剤ですから…。
こういうのがいわゆる「あく」ってやつです。
植物が敵から身を守る「毒素」ですね。
この「あく」を食べる際に取ることが「あく抜き」です。
- ココナッツのラウリン酸
- 豆類のサポニン
- トマトのポリフェノール
- 緑茶のカテキン
- 唐辛子のカプサイシン紅茶やワインのタンニン
これら全部植物毒「あく」です。
毒は体にとっていい効果をもたらしますが摂りすぎるとやはり毒。
さっきも書きましたが
「毒をもって毒を制す」
ということです。
んでは結局何が体にいいの?
ということなのですが、突き詰めると「何が自分に合ってるか」になるのかなーと。
あの食材は体にいいらしい
あの人が言ってたからいいはずだ
ネットで情報はバンバン流れてきますがホントに必要なのは「体が今なんの栄養素を欲していて、どんなものがいらないか」
と体に耳を傾ける事なのかなって思います。
どんなにメディアがいいと言ってもバカみたいに買い占めてノルマのように食べ続けてればむしろ体壊す。
不味いけどイヤイヤ…
毎日の習慣にしてるから…
なんて時には体に合わないものを摂り続けても栄養素になる訳などありません。
天気と同じで体に必要なものも毎日毎日違うはず。
自分の体の声を無視せず…何か一つに偏る事が1番バランス崩します。
んでその中から体にとって必要ないものや害になるものを減らしていく…。
「足し算より引き算」した方が
体の中からキレイになると思いますよ。
色んなもの与えすぎると体はバカになり、マヒするので直感力がなくなります。
体を構成するものはよりシンプルに。
体調見る目もよりフラットに。
まーでも食事にこれといった決まりはないので体調や好みによって、新しいもの試してみたり合わなかったらやめてみたり。
そんな発見とか思考の繰り返しで…。
食生活も思考を止めたらそこから進化はないわけです。
「美味しい」と感じてる時は体の栄養となっているとき。
「不味い」と感じる時は体が欲してない時。
難しく考えずそんな感じでもなんとかなりますのであまり世間に振り回されずに。
動物的本能
ちなみにこの体が必要としているものを美味しく食べるという
【動物的本能】
1番分かりやすいのは本能の塊…
子供です。
子供がお菓子やジュースなど体に悪いものを欲しがる時ってのは本当はお腹が空いていない時…。
圧倒的な運動不足の時です。
本当に遊び尽くして腹が減ってればお菓子よりもオニギリ欲します。
腹にたまりますから。
本当に喉が渇いていれば水も美味しく感じてゴクゴク飲みます。
水を蹴ってまでジュースなんか欲しがりません。
体が急に熱くなるものを(肉やチーズとかね)食べ続けてれば脳が体を冷やす白砂糖やチョコを欲しがります。
大人も同じで
「腹が減った気がするけどオニギリ食べる程じゃないな…。」
という時は、腹なんか減ってません。
んでもそこでお菓子やコーヒーなんかに手が出てしまう場合は、お腹が「グゥー」と鳴る感覚を先ずは呼び起こしましょう。
お腹が鳴ったら食事する。
このリズムを取り戻すことがメディアが流す情報よりもよっぽど消化器もお肌も心も健康になります。
おいしく、楽しく、工夫して食事と付き合ってみてくださいね。
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