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ここ最近は去年中々会えなかった人と会ったり語ったり。
今日は前の職場で店長やらせてもらってた時の教え子様と。
ん?これはどこの…ゴホゴホ。
いつの間にか滞在年数越されてました。
年月の流れの早さェ…。
店長になったばかりの頃に新人として入ってきてくれた方達が自分が辞めた今でも現役でジャンバリ働いているという事は嬉しいもの。
んでも話を交わしていると「今また教える状況に立てるのであれば、もっと色々な事を伝えられたのでは?」と思ったりもします。
今は1人でサロンを運営しているので自分の事に集中出来るのですが、今後また教え子が出来るかもしれない。
技術だけなら個人のセンスもありますが大抵ノウハウというものがあるので割と時間さえかければ誰でも教えられます。
もっとこう。
「この道で、身に付いた職で生き抜く力」というか、技術以外の事を教えたいと思っています。
少し前(今でもサロンによっては)まで師弟間の教え方というと「見て盗めよ」といった流れがありましたよね。
技術だけでなく接客の仕方、サロン内の立ち回り、予約の取り方etc。
今になって思うのはあれ結構時間の無駄だったわということ。
下の子がつく、上の方につくという事は自分の時間、相手の時間、もっと言うならば大げさではなく「人生」そのものを「年単位」で預けられているという事。
「見て盗め」で「人生この時間をこの人のもとについて良かった」と心の底から思ってもらえると思いますかね。
向き合う事に重きを置き、つきっきりで完全に分かりきるまで教えきる事が今って大事なのではと。
結局上も下も「ギブアンドテイク」で成り立ってる訳ですからねー。
その「ギブ」が「技術教えたろ?」ではなく、冒頭の方にも書いた「手に入れた職で生き抜く力」そのものであれば、自然と上に立つ者のオーラが漂い始めて、下の子にとっては「唯一無二の上司」になっていくのでは。
そんなもんだと思っています。
同じ事を教わるにしても「唯一無二の上司」の一言ってすごく説得力があるんですよね。
当時店長として働いていた頃はこういう考えは微塵もありせんでした。
なので自分は過去出来ていたかと問われるとノーになってしまう…。
上に立つ自覚と器が不足してたんだと思います。
それでも当時付いて来てくれた方達。
中には辞める方、挫折する方も当然いました。
そんな中よくぞそんな店長についてきてくれたなーと。
今でも近況報告をしてくれたり、たまには相談なんかもしてくれたり。
今となってはそういった関係にこちらも成長させて貰っているのよ。
近い将来、もしかしたらまた下の子がつくかもしれないので今からでもその心の準備を。
年月の賜物ですな。
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