【脳の休ませ方】知らないと脳は疲弊し続ける

さっそくですが、意識的に「脳」を休めること、していますか?

もしあなたが「割とダイエットがんばっているのにあまり結果が出ていない」としたら、

それは脳の疲労のせいかもしれません。

脳は体のベース。車で言うとエンジンです。
エンジンをケアしないまま走る車は、確実に故障へと向かっています。

これが「脳」と「体」で起こるとどうなると思いますか?

ちなみに脳の疲れにより下がるもの代表例は

意思力
思考力
判断力
記憶力
処理能力

致命傷だ(白目)

この状態で行うダイエットは効率が悪い以外、何者でもありません。

脳の疲れる原因

脳の疲労で1番の原因となるのが

デフォルトモードネットワークと呼ばれるもので

DMNと略されます。

決してどうぶつの森の略ではない。

簡単にいうと「ぼんやりした状態の脳が行なっている神経活動」のこと。

なんとなくわかればOK!

ぼくたちの脳は、ボーッとしているといつの間にか過去の思い出未来への不安を考えているよにできている。

じつは脳の全ての疲れやストレスは『過去と未来から生まれる』

[chat face=”009512A0-B1AF-4E81-B9B1-FAF97F81CA1D.jpeg” name=” ” align=”right” border=”gray” bg=”none” style=”maru”] えええええええええ! [/chat]

DMNはまさにこの状態なので、「心が彷徨っている時に働く回路」とも呼ばれています。

ネーミングセンス天才。

今回参考にした本によると脳は1日の半分以上を雑念(DMN)に費やしていて

結果としてDMNは脳の消費エネルギーの60-70%を占めていると言われています。

だから休んでいると思っていても脳だけは8割は働いている状態。

これだ!脳の疲労の正体は。間違いない!!

と思えてきましたよね?

DMNの抑制方法=マインドフルネス

ということで、DMNを抑制させることが脳を休めることに直結することがわかったので

世界で最も使われている脳の休憩方法をご紹介します。

それが「マインドフルネス」です。

聞いたことある方も多いよね。

よく瞑想とごっちゃになる方も多いけど、マインドフルネスの中の一つが瞑想です。

マインドフルネスは世界中の大企業(Googleなんかも当然取り入れている)が行っているだけあって
脳の機能を向上させて、疲れにくい脳を作ることもとっくにわかっている。

・脳のアンチエイジング
・記憶力の強化
・集中力の向上
・感情調整力の向上
・免疫機能の改善

マインドフルネスの効果です。

「やる」か「やらない」かで大きく人生を左右しますね。

マインドフルネスを一言で表すなら「今、ここに集中すること」

先ほども言ったように

じつは脳の全ての疲れやストレスは過去と未来から生まれる。

マインドフルネスで「今現在」に集中=脳は休まる

という仕組みでマインドフルネスは脳の疲労をとるのにとても有効なんです。

あなたは子供の頃ストレスを感じていましたか?

おそらく大半の方はそんなことないと思います。

子供の頃の方が、毎日が新鮮で目の前のことに簡単に集中できるから。

マインドフルネスは今の瞬間をあたかも新鮮な出来事として捉えなおし、今ここに集中できる子供の心を取り戻すことで過去や未来のストレスから解放されること。

なんですね。

だからこそ普段当たり前にしている呼吸に目を向ける瞑想が取り上げられやすいんです。

瞑想

もしも興味が少しでもわいてきた方がいたらぜひ試してみてください。

YouTubeで瞑想の動画はいくらでも出てきます。

瞑想のコツは、1日5分でも良いので毎日続けることが大切です。

そして同じ時間、同じ場所でやるとより効果が生まれる。

行う時間は朝がおすすめです。

5分長く寝るより5分早く起きて瞑想をする方がじつは脳が休まります。

脳を省エネモードにする。

いくら瞑想がいいといっても、四六時中瞑想しているわけにはいかないですよね。

通勤、ご飯、ふとしたときに雑念がよぎる時はいくらでもあります。

このとき気をつけるべきなのは

「脳の自動操縦モード」

歯を磨く、ご飯食べる、習慣化された動きをしているとき、脳は自動操縦モードになっています。

無意識。自動操縦モードでも体が動かせるときも、脳は過去や未来をさまよっています。

脳は過去や未来をさまよう=DMNが働いている状態。

もう!また出た!!DMN!!!

無意識に体が動いている間のDMNを消すには、習慣化されたことに対しても意識を集中させること。

例えば食事なんかはいタイミングです。

食べているものを初めて見るかのように観察してみる。

お米ひとつひとつとっても色、艶、大きさ、均等ではないですよね。

・口に入れた時の食感
・噛んでるときに感じる甘み
・咀嚼するたびに変わる舌触り
・飲み込んだときに喉に触れる感覚
・喉を通って体の中に入っていく感覚

今ここに集中することで脳は疲れなくなり

意識を向けることで食事が美味しく感じる。

スマホ見ながら惰性で食べるよりも、味の感じ方が変わります。

まじで満足感が違うんですよね。

ゆっくりよく噛んで食べるので満腹感も感じやすくなるのでダイエットにもいいです。

この瞑想の方法は“ムーブメント瞑想”と言われて、
今の自分の体の動きに注意を向ける瞑想。

先ほど述べたGoogleの社員研修プログラムに実践されているのもこの瞑想です。

とにかく脳の自動操縦モードをオフにする時間を増やす。

ルーティンを意識的にするだけなのに、慣れてくると生活の質が全く変わってくる。

脳をケアする日をつくる

「体を休める」ことと「脳を休める」ことは別物。

疲労は脳で感じるものなので、脳が休まなければ本当の意味で疲労は回復しません。

日本よりも脳を優先的にケアする欧米では脳を休める休日、レイジーデイという概念があります。

レイジーデイとは「丸一日休息のためだけに使う日」

気晴らししているときは気分が良いけど、帰ってきてどっと疲れる休日って経験したことある人いますよね。

ブルーマンデー、サザエさん症候群とも呼ばれ、休日が逆効果になっている証拠です。

レイジーデイとはサザエさんとは逆で日常に戻ってからも幸福が持続するような休日。

最近とった記憶はありますか?

もしもあなたがレイジーよりもサザエさんに近いのであれば月に1度でいいのでレイジーデイを取り入れてみることをおすすめします。

レイジーデイのためのとるべき行動5つ

・休憩スイッチを入れる
・自然に触れるなど、非日常を味わう
・あたたかい風呂に入る
・軽めの運動をする
・テクノロジーから離れる

1.レイジーデイに入るときに決まった行動をして脳に条件付けをする(スイッチを入れる)

決まった音楽、アロマを嗅ぐ、なんでもいいのですがおすすめされているのは髪を切る、です。

2.自然に触れることが難しい人は近場のリラックスできるところに行く。

これは初めて行く場所が理想です。

行ったことあるところに行く場合は、道や乗り物を変えて初めての行動を取り入れることで今ここに集中しやすくなります。

3.これはレイジーデイに限らず毎日湯船につかろう

4.ヨガ、ストレッチなど。

2と合わせて登山、散歩などもおすすめです。

5.1番難しいけど、じつは1番現代人には大切なこと。

とくにSNSからはレイジーデイだけでいいので意識して1日離れてみてください。

レイジーデイにぼくがよくやるのは温泉にいくこと。

もしも都内ならアクセスの悪い郊外の日帰り温泉をチョイスしてみてください。

電車ではいけないような山奥の駅からバスとかタクシーを乗り継いでいくような日帰り温泉に行くと上の5つがまとめてできます。

ダイエットに脳の休息は欠かせない

最初に言ったように脳を休めずにダイエットするというのは

メンテナンスせず車をガンガン乗り続けるようなもの。

燃費はどんどん悪くなり、故障への道を突き進むだけです。

洗車して外見だけ磨いてもダメということですね!

ぼくたちが自分の体のためにできる「脳のケア」はDMNの抑制

つまり【過去や未来からくる雑念を減らし、今という時間に集中すること】です。

そのために「マインドフルネス」「ムービング瞑想」「レイジーデイ」といった方法があるのでできそうなものがあれば実践してみてください。

ぼくも「脳の休息」に関しては1年ほど実践していますが本当に時間の過ぎ方が変わります!

ちなみに今回の参考図書はこちら

いちおう載せますが、この記事は

『要約+ぼくの見解』でまとめているので浅く広くいろいろなダイエットテクニックが知りたい方は買わなくて大丈夫。

もしもっと脳の休息について極めたい方はご参考までに。(クリックするとAmazonに飛べます)

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